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   里山の学校・2005秋 

05/12/23】- 里山の学校[松むかえ]

今回もまた「里山の学校」シリーズです。テーマは「松むかえ」。まず、竹について学んだ後、竹林に入って竹を伐採し新年に備えて門松を作ります。

里山における竹の問題はよく耳にしますが、実のところ私は竹についてよく知らなかったのでとても勉強になりました。

竹はご存知の通り地下茎を伸ばしタケノコを生み出しながら急速に成長します。しかし、竹は一年すると成長が止まりもう肥大しないそうです。実は私、竹って年々太くなってるんだと思ってました。うーん、勉強不足でした~。

竹は里山にとって困り者のように言われることがありますが、適正に管理することで有効なバイオマス資源になるものです。竹による里山の荒廃は竹が悪いのではなく人間の側に問題があるのですから竹とうまく付き合っていきたいものです。

竹について勉強したあとは、ヘルメットをかぶって近くの竹林で実習です。先生から竹の切り方を教わり、実際に竹の伐採作業をしました。私もノコギリで太い竹を切り倒しましたよ。

そして、伐採した竹はすべての枝を落として、利用しやすくします。

その後、伐採した竹を用いて門松を作りました。門松はその年の神様をお招きするための目印だそうです。12月の28日までに飾るか、30日に飾るがよいそうですよ。私の作った門松は上です。

それでは、みなさんも年の瀬に門松お忘れなく、よいお年をお迎えください。

05/11/30】- 里山の学校[亥の子]その2

亥の子では、みんなで歌を歌いながらイノコを持って家々をまわるのですが、その唄にもいろいろあるようです。例えば大阪北部にある豊中市のある地区では

イーノコ、イノコ
イノコの晩に、重箱ひろて、あけてみれば
ホコホコまんじゅう
開いてみれば、じゅうべいさんのきんたま
ポッペッポッ

という妙な唄だそうです。
里山の学校でも唄を唄いましたが、こちらの歌詞は微妙に違いました。

イーノコ、イノコ
イノコの晩に、重箱ひろて、あけてみれば、
ホコホコまんじゅう、入ったった、入ったった
今年の新米、祝いましょ
今年の新米、祝いましょ

というものです。この点、各地の「亥の子」の唄を比べて見るのも、民俗学的にもおもしろい課題だと思いました。

さて、出発に先立ち地元の農家の方から亥の子にまつわるお話を聞きました。何分私は経験がないので、話を聞いてなんとなく雰囲気を理解。その後で子供たちと唄の練習をして、イノコを作ってご飯を食べてから神社に集まり出発式です。

晩秋の夜、楽しい経験でした。(無断転載・引用厳禁)

05/11/25】-里山の学校[亥の子]その1

先週の11月19/20日と里山の学校に泊りがけで行ってきました。今回のテーマは「亥の子」です。

ところでみなさんは亥の子ってご存知ですが?昔は秋になって農作物の収穫を終えると旧暦の10月の「亥の日」を祝うそうです。これを亥の子祭りといい、いわゆる収穫祭にあたります。

昔はどこの里山でもしていたそうですが、こうした行事をする農村は現在では少なくなっています。この祭りは小学生くらいの子供たちが、わらの束で長さ30~60センチ、直径10センチくらいの「亥の子」とよばれる棒をつくることから始まります。

そしてできあがった亥の子をもって唄を歌いながら村中の家々をまわり亥の子で玄関の地面をたたきます。そうすると家の人が出迎えてくれて、ねぎらいの言葉とお菓子などをもらえるというものです。それを今回は一緒にやってきました。



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